2020/05/11 19:54


▼ 麦秋!来月には、20年産小麦の収穫。

 


 目の前に広がる麦秋風景。今は初夏なのに、まるで秋の収穫時期のような風景が広がっています。

ここ岡山県瀬戸内市長船町福岡は、昔から麦の産地。今は今月下旬には収穫を迎えるビール麦(大麦)が、黄金色に色付いています。

奥に見える町並みが、司馬遼太郎の「播磨灘物語」にも出てくる、軍師黒田官兵衛ゆかりの中世の商都備前福岡です。真ん中の大木は、妙興寺の樹齢400年のイチョウの樹2本です。境内には、官兵衛の曽祖父のお墓もあります。


▼ 一文字うどんの小麦は、まだまだ青い!



うどんに使う麦は、小麦です。一般的に、ビール麦は大麦で、小麦より2週間程度収穫が早くなります。なので一文字用の小麦は、まだまだ青い。やがて黄金色に色付いていきます。

▼ ご家庭の普通の小麦粉としてお使いいただけます。

 一文字の小麦粉は、自家栽培と委託栽培の小麦を、一文字店頭の石臼で製粉して作っています。だから、生産者の顔が分かります。

 さらに、あまり市場には出回っていない石臼製粉、それも業務用では最小クラスの石臼のため、回転数も低く(1分間に16回転)熱もあまり持たずに、風味の良い粉になります。また、石臼製粉の場合は、粒の大きさのばらつきが大きくて、それが複雑な結合をもたらすためその隙間にたくさんの水分を保持することができます。だから、水持ちの非常に良い粉になります。

 お手軽なところでは、お好み焼き・たこ焼きに、また、シフォンケーキ、クッキー、パンケーキ、ホットケーキなどのお菓子作りに、さらに強力粉と混ぜれば、パンも作れます。

 「ふくほのか小麦粉」「しらさぎ小麦粉」。どれも、石臼挽き小麦粉の特徴を、その違いをお楽しみいただけることと思います。

 ぜひ一度、お試しになってください。まとめてお買い上げになっても、送料は同じです。