2020/05/01 20:24
▼ 石臼挽き小麦粉って、そんなに違うの?

石臼挽きの小麦粉をお使いになられたことがございますか?
私も、1998年に初めて石臼挽きのしらさぎうどんを作った時、その違いに驚きました。
いろんな食品業界の方にもお勧めしてきたのですが、反応は2つに別れました。
1つは、クセがあって使いにくい。もう1つは特徴があっておもしろい。
それから、22年が立ち、製粉方法もいろいろ改善してきました。
▼ うどんだけでなく、お菓子やお好み焼きなどいろんな用途に
うどんにして驚いたのは、麺に小麦の風味が感じられることと、独特に滑らかな食感です。
家庭で、お好み焼きにすると、生地自体にうまみがあり、つなぎが必要ないほど滑らかになります。
ホットケーキや、シフォンケーキに使ってもお喜びいただいています。
▼ ご家庭の手作り時にぜひ!

小麦の日本の自給率は12%前後ですが、スーパーに行けば輸入小麦を中心に、お手頃価格で小麦粉が手に入ります。
一文字の小麦粉は、一文字店主を含め同じ町内の3人の農家に委託して栽培してもらい、それを一文字店頭の2台の石臼製粉機で製粉して作っています。能率は悪いですが、その分生産者・製粉者の顔が見えます。
何よりも、小麦粉がおいしいです。ご家庭で手作りする時、ぜひ一度使ってみてください。
なお、小麦粉は、2006年生まれの「ふくほのか小麦粉」と1956年生まれの「しらさぎ小麦粉」の2種類をご用意しております。