▼　「地元小麦石臼挽きうどん」って、どんな味でしょうか？

　

　こちらは、一文字うどん店近くの田んぼ。店主が栽培しているふくほのか小麦が、順調に育ち、6月初めには収穫を迎えようとしています。

　この「ふくほのか小麦」は、2006年に品種登録された岡山県の奨励品種小麦です。うどんと相性が良くて、一文字うどんでは2009年8月より、セルフうどん用を中心に使用しています。現在は店主のほかに、同じ町内の2軒の専業農家に委託栽培してもらっています。

▼　石臼製粉小麦粉は、ごく少数派！

　

収穫して乾燥後は、小麦になります。

　それを、一文字うどん店の石臼で挽きます。

　一般に市販されている小麦粉は、色が白いです。小麦の外見は小麦色なのに、小麦粉は白い。これは、ロール製粉機を使い、中身の白い部分（胚乳）をうまく区分けして、製粉しているからです。

　一文字うどんの小麦粉は、ごく少数派の石臼製粉した小麦粉です。1分間16回転の低速で、じっくりじっくり製粉します。その後125メッシュの「ふるい」にかけて表皮など粗い部分を選別します。外観上は、同じように白色ですが、うどんに淡い小麦色に変わります。

▼　この小麦粉１００％の冷凍ざるうどんです。

　お分かりいただけますでしょうか。うどんにすると、色が淡い小麦色になります。この色こそ、「風味」「栄養」「食感」になります。非常に滑らかです。

　一文字うどん店の暑い時の一番人気メニュー「ざるうどん」です。店と同じ作り方で作ったものです。つけ汁も、無添加のストレートだしです。うどんは、茹で時間のみ少し短くして、－40℃の急速凍結庫で作ります。

　だから、うどんに小麦の風味が生きています。たぶん初めての風味、ぜひご家庭でお試しください。　　

▼　ご家庭で、一文字ざるうどんをお楽しみください。

　冷凍めんを袋から出して2分程度お湯でゆで、冷水で冷やしざるや皿に盛りつけます。だしは、冷水でそのまま戻して容器に移してお召し上がりください。
　1人前２００ｇの冷凍麺と、９０ｇのストレートつけ汁が５人前(５セット)入りです。