▼　はじめに、なぜこのアイテムを紹介する理由を教えてください。

　うどんは、今や日本を代表する和製ファーストフードですが、かつて讃岐地方では、うどんは「ハレの食」でした。

うどんは、小麦からつくられますが、硬い小麦を石臼で挽いて、粉にしなければ使えません。明日は家族が集まるという時などに、

前日から手動の石臼で、お年寄りが丸一日かけて製粉し、当日のうどんにしていました。だから、特別な時にしか食べられない

「ハレの食」でした。

　一文字うどんは、今でも「ハレの食」。前日から約20時間かけて、地元小麦を石臼製粉（モーター付きですが）し、当日分の小麦粉を作っています。このたび、一文字うどん店と同じうどんをストレートだし付で、冷凍うどんセットにして販売を開始しました。

▼　このアイテムのおすすめポイントは何ですか？（使い方の具体例やディテールなど)

　「ハレの食　一文字うどん」を、ご家庭で2分間茹でるだけで、お手軽にお楽しみいただけます。

「冷凍 一文字うどん（ふくほのか小麦）５食セット」 は、温めるだけでそのままお使いいただけるストレートだしがついています。

鍋にお湯を沸かし、凍ったままの冷凍うどんと袋に入ったストレートだしを入れて、約2分間でかけうどんが出来上がります。

ストレートだしは、温まるまで。
 

▼　このアイテムをどんな人にどんなふうに使って欲しいか教えてください。

　今、こちら（岡山県瀬戸内市長船町福岡）では、6月に収穫を迎える麦の穂が出そろい、花が咲き、そよ風にゆれています。

なかなか出歩くこともままならない今ですが、一文字うどんでこの自然の恵みを感じていただけます。なぜなら、石臼製粉で

手間暇かけて製粉しているために、冷凍麺にしても、小麦の風味が麺に生きています。　

▼　最後に結びの言葉をお願いします。

　一文字うどんは、今年38年目を迎えた、小さなうどん店です。ただ、1990年代からHPを立ち上げ、通信販売に着手しています。

「飲食店営業」以外にも、「冷蔵・冷凍食品製造業」「食肉販売業」などの営業許可を取得してきました。

これまでは、うどん店での販売が主でしたが、4月以降、新型コロナの影響を受け、主力商品のこちらでの販売を開始しています。

これを機に、全国の皆様に、知っていただければと思います。よろしくお願いいたします。